日本代表に復帰したパチューカFW本田圭佑が先制点をアシストした。

 アウェーでのネカクサ戦に中盤の右サイドで先発。前半18分に左サイドからのFKを左足キックし、ニアでFWサンチェスが頭を合わせてゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドで得点は認められず。しかし、同36分、先ほどと同じような左サイドからのFKで再びニアサイドへピンポイントのクロス。これをMFグティエレスがバックヘッドで合わせると、ボールは緩やかな弧を描いて飛び上がった相手GKの頭上を越え、クロスバーをたたきながらゴールへ飛び込む先制点となった。

 本田のアシストは2試合ぶりで、後期6個目。ハリルホジッチ監督からの<1>得点<2>アシスト<3>守備<4>戦術遂行<5>DFライン裏への飛び込みという5つの注文のうちのひとつに早速結果で応えてみせた。

 試合は前半33分に相手DFフェルナンデスが一発退場して数的優位に立ったパチューカが1-0で前半を折り返したが、後半25分に同点に追いつかれ、1-1で引き分けて3試合ぶりの勝利を逃した。本田は1-1の後半32分に退き5試合連続のフル出場はならなかった。