トルコ1部でガラタサライは敵地でフェネルバフチェと0-0で引き分けた。18日のトルコ紙ミリエットは「歴史に残るショー、ガラタサライは負けなかった」の見出しで、以下のように伝えた。

 この試合でホームのフェネルバフチェは特別な人文字を準備した。99年以来ホームで1度も負けたことのないフェネルバフチェ。観客席に広がるショーは豪華で、黄色と紺色で埋め尽くされた。

 ガラタサライがこれほど敵地で勝つために必死になる姿を見たことがなかった。この試合で最大のスターはガラタサライGKムスレラだろう。DF長友佑都は左サイドからグラウンド中を走り回った。ゴールを目指してシュートする機会もあった。守備はノーミスだった。

 結果として両チームとも本来のサッカーをし、歴史に残るスコアを刻むことはなかった。私たちが望んでいたのもこれだったのかもしれない。

  また、ガラタサライのファンはフェネルバフチェ戦へ行く際に、いったんホームスタジアムに集合した。過去の試合であったような混乱を防ぐための策だ。個人で敵地のフェネルバフチェ戦に行く事を禁止されていた。集合したファンはチケットと持ち物、身体などのチェックを受けた後、専用のバスに乗って会場へ向かった。その途中、観客の1人がバスから転落し、病院へ運ばれたという。