フランクフルトの長谷部誠がクラブと19年まで契約を延長したことについて、6日の独紙ビルトは以下のように報じた。

 1月初旬の段階でフランクフルトは長谷部がひざの問題を抱えながらもう1年トップレベルを保てるか懐疑的だった。あれから3カ月、12試合が行われ、当時の懐疑心はすべてどこかに飛んで行った。

 長谷部は5日に契約を19年まで延長。「もう1年ここでプレーすることができてうれしい。この町とこのクラブはとても居心地がいいからです。またタカのワッペンを胸にプレーすることができるのを誇りに思います」とコメントした。

 金銭面の交渉は長くかからなかった。首脳陣との交渉はその後に向けての話が焦点だった。ただ現時点でまだ具体的なものはないようだ。長谷部は何度も選手としてのキャリアが終わってもフランクフルトに残り、仕事をしたいと話していた。「サッカースクールのコーチでも、マーケティング部門でもすべてイメージできます。フランクフルトはアジア進出へ大きなポテンシャルを持っている。僕も喜んでその力になりたい」と話していた。