ロシア1部ゼニトのロベルト・マンチーニ監督(53)が、イタリア代表の監督に就任することが決まったと、12日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 問題となっていたゼニトとの契約について、マンチーニ監督の恋人である女性弁護士のシルビア・フォルティーニがロシアに赴き、ゼニトと話し合い、契約が解消されたという。同監督はイタリア代表就任にともない、20年まで残っていたゼニトから受け取る予定だった1300万ユーロ(約17億6000万円)を諦める形となった。

 一方で、イタリア代表での契約は、20年の欧州選手権までで、年俸200万ユーロ(約2億7000万円)+ボーナスだと報道。同監督は14日に自宅のあるローマへ戻り、契約にサインする。デビュー戦は28日の対サウジアラビア戦となる。