日本代表MF香川真司(29=ドルトムント)が25日、所属チームでの活動に戻るため成田空港からドイツに向けて出発した。

 出発前に空港で取材対応した香川はオフ期間を振り返って「腹いっぱいですね。それくらい満喫できました」と笑顔を見せた。ただ自身のインスタグラムでは練習中の姿を公開するなど、ゆっくりした時間を過ごす中でもトレーニングに汗を流した。高温が続いている気候に「7月のこの時期に日本にいたことがあまりなかった。日中はサッカーがやれるコンディションではなかった。驚いた」と語った。

 次期日本代表監督の就任が決定的となっている森保一氏について聞かれると、「そこは正式には決まっていないのでなにもわからない」とした上で、人柄については「僕はアンダー世代から一緒にやらせていただいていて、Jリーグでも十分実績のある方。そして一番大事なのは、このW杯に帯同して一緒に戦っていました。非常に楽しみ」と話した。

 ドイツに戻り、22年W杯カタール大会を目指して新しい挑戦が始まる。香川は「また高いモチベーションを持って。これからのサッカー人生が楽しみです」と力強く語った。