レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが独紙ビルトのインタビューに答えて、同代表を引退しない意向を明かした。

 「20年欧州選手権まで続けるよ。前回よりも明らかにいい成績を残すという大きな目標を自分に課した」と話した。

 W杯ロシア大会前も大会後もいろいろ考え、中でも過密日程が悩みのタネだったよう。「ここ数年はすごく成功に満ちあふれていたけど、非常にきつかった。メンタル的にもフィジカル的にも高い要求がされていた。正直に言って家を離れることばかりなのは疲れるよ」と話す。

 その中で同代表のレーウ監督と話し合い、「僕の考えを理解してくれたんだ。僕が必要な時間を持ちながらプレーできるように、一緒に解決策を探していくつもりだ。僕が20年夏にいいコンディションでいられるようになるのが望ましい」

と前向きになった。

 「決断が確実になった瞬間は?」との質問には「息子のレオンが『絶対にドイツ代表で今後もプレーしなきゃ』って言ったんだ。彼はRマドリードとドイツ代表の大ファンだからね。そうなると『ナイン(ノー)』と答えるのは難しいね」と答えた。