過去の名選手の移籍金を、青天井に高騰する現代の移籍市場に換算すると、プレミアリーグの移籍金最高額は、2006年夏にACミランからチェルシーへ移籍した元ウクライナ代表FWアンドリュー・シェフチェンコで、移籍金は1億4440万ポンド(約212億円)になるだろうと、4日付の英紙デーリーメール電子版が報じた。

この移籍金は、放映権料や商業機会の増加などを加味され、現代の移籍市場に反映させたという「フットボール・プレーヤー・インフレーション」という計算式によって算出。TotallyMoneyが算出した計算では当時、チェルシーへ移籍したシェフチェンコは、現代の移籍金では1億4440万ポンド費やしたことになるという。

2位には1996年にブラックバーンから1500万ポンド(約22億1000万円)でニューカッスルに移籍した元イングランド代表FWシアラーで、1億2510万ポンド(約184億円)。3位には2002年にリーズから2900万ポンド(約42億7000万円)でマンチェスターUへ移籍した元イングランド代表DFファーディナンドで1億2170万ポンド(約179億円)になると伝えた。また、J1鳥栖でプレーする元スペイン代表FWフェルナンドトーレスは1億1550万ポンド(約169億円)で7位タイにランクインしている。

【1位】 元ウクライナ代表FWシェフチェンコ 2006-07年シーズン ACミラン→チェルシー 当時の移籍金2940万ポンド(約43億2000万円) 現在の移籍金1億4440万ポンド(約212億円)

【2位】 元イングランド代表FWシアラー 1996-97年シーズン ブラックバーン→ニューカッスル 当時の移籍金1500万ポンド(約22億1000万円) 現在の移籍金1億2510万ポンド(約184億円)

【3位】 元イングランド代表DFファーディナンド 2002-03年シーズン リーズ→マンチェスターU 当時の移籍金2900万ポンド(約42億7000万円) 現代の移籍金1億2170万ポンド(約179億円)

【4位】 フランス代表MFポグバ 2016-17年シーズン ユベントス→マンチェスターU 当時の移籍金8600万ポンド(約126億円) 現代の移籍金1億1770万ポンド(約173億円)

【5位】 元アルゼンチン代表MFベロン 2001-02年シーズン ラツィオ→マンチェスターU 当時の移籍金2640万ポンド(約38億8000万円) 現代の移籍金1億1590万ポンド(約170億5000万円)

【6位】 元コートジボワール代表FWドログバ 2004-05年シーズン マルセイユ→チェルシー 当時の移籍金2620万ポンド(約38億5000万円) 現代の移籍金1億1570万ポンド(約170億2000万円)

【7位】 元スペイン代表FWフェルナンドトーレス 2010-11年シーズン リバプール→チェルシー 当時の移籍金5000万ポンド(約73億5000万円) 現代の移籍金1億1550万ポンド(約169億9000万円)

【7位】 元ガーナ代表MFエッシェン 2005-06年シーズン リヨン→チェルシー 当時の移籍金2580万ポンド(約37億9000万円) 現代の移籍金1億1550万ポンド(約169億9000万円)

【9位】 元アイルランド代表MFキーン 1993-94年シーズン ノッティンガム・フォレスト→マンチェスターU 当時の移籍金570万ポンド(約8億3800万円) 現代の移籍金1億1120万ポンド(約164億円)

【10位】 元イングランド代表FWルーニー 2004-05年シーズン エバートン→マンチェスターU 当時の移籍金2520万ポンド(約37億1000万円) 現代の移籍金1億360万ポンド(約152億円)