ユベントスはFWロナウドが前半29分に一発退場も、2-0でバレンシアを退けた。

ロナウドはオーバーに倒れこんだ相手DFムリージョの頭に手をやったところ、髪の毛を引っ張ったとされ、レッドカードを突きつけられ、涙を見せた。

この場面について、20日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは「世界のどこでこのシーンをみても、大幅に譲歩したとしてもイエローカード程度のものだと考えられただろう。欧州CLにもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が導入されていたら、審判のミスだということが明らかにされていただろう」と伝えた。

また、トゥット・スポルト紙によると、ロナウドはロッカールームに通じるトンネルの中でユベントス副会長となっているネドベド氏に慰められたという。

試合後にアレグリ監督は「ロナウドは落ち着きを取り戻すために時間が必要だろう。彼は非常に落ち込んでいた。しかし、これを乗り越えて次の(セリエA)フロジノーネ戦に向けて準備していかなくてはならない。あまり長い出場停止処分にならないことを望む」と話した。