バイエルン・ミュンヘンは2-0でベンフィカ(ポルトガル)を下し、欧州CL1次リーグ開幕戦15連勝の記録を達成した。レバンドフスキが前半10分にアラバからのパスを受け、相手DFを外して右足でクレバーな先制ゴールを決めた。

レナトサンチェスが今季初出場、母国ポルトガルの地で古巣相手に好プレーを披露した。後半9分、自陣でロッベンからボールを受けると鋭い動きで相手選手を突破し、1度ボールを預けてペナルティーエリア内に入り、ロドリゲスからのパスを受けて右足でゴールを決めた。

20日の独紙ビルトによると、古巣相手のゴールとあってレナトサンチェスは喜びを控えた。そんな姿にベンフィカのファンが拍手を送る。代表取締役のルンメニゲ氏は「素晴らしいプレーをした。謙虚さも、古巣ファンは喜んだことだろう」とコメント。キミヒは「すごいよ。あんなのは体験したことがない。彼のことをうれしく思う。いつもうまくいっていたわけじゃない。でも今日はスーパーなプレーをした。脱帽するよ」と語った。

コバチ監督は「彼には『シンプルにプレーしろ。ここは君のホームだ。ここは君の家族だ』って言ったんだ。そしてゴール決めてくれることを願っていたよ」と振り返った。