ユベントスは新エースFWロナウドが前半29分に一発退場も、2-0でバレンシアを退けた。ロナウドは欧州CL通算154試合目で初の退場で、微妙な判定にピッチに倒れ、悔し涙を見せた。

問題の場面はボールのないところで起きた。ロナウドは競り合った相手DFが倒れると、相手の頭に手をやって起き上がるのを促したが、これが髪を引っ張ったものととられた。ロナウドは納得できるはずもなく涙。アレグリ監督は「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)があれば、審判を助けられたはず」と暗に批判した。

だが、10人になったチームは逆に発奮して2度のPK獲得、いずれもピャニッチが決めた。指揮官は「彼(ロナウド)がチームメートの野心に火を付けた」。ただ、ロナウドは出場停止となる可能性があり、第3、4戦の古巣マンチェスター・ユナイテッド戦が微妙な状態だ。