FW豊川雄太(24)が所属するオイペンはホームでKVオーステンデと対戦し、1-2で敗れた。

豊川はベンチスタート。前半13分にKVオーステンデに先制される苦しい立ち上がり、なかなか相手エリアに攻め込むことができない。前半40分から豊川がアップをはじめると、スタンドからは歓声があがり、後半スタートから豊川がピッチに入ると、スタンドは「トヨ、トヨ、トヨカワ」と歌い、大きな期待を寄せた。14分、ガルシアがFKを決めて同点に追いつく。

再び勝ち越された後の後半25分、豊川が右足でシュートも相手DFに当たり、豊川はハンドを主張もビデオ判定ではハンドは認められず。そのまま1点リードを追いつけず、オイペンは敗戦。試合後の豊川はベンチスタートについて「たぶん、監督もうまくいかないと思ったのではないか?そこで、途中から、(僕が)後半から入って、勝ち切ることができなかったというのはまだまだ課題だと思ってます」と消化不良の口調だった。

また、最近好調だったチームがメンバーを替えて敗戦したことに触れ「そうなんですよね。そう言われますね、たぶん、見ている人はみんな言うと思います。これが勝てば別に何も言われないんですけど。いい流れできて、負けたというのは、まあ、あまりいい印象じゃないですけど。後半で出た選手が結果を残さないといけないと思いますし。僕もそうですけど、そういう途中から出た選手は結果を残さないといけないので、それをゴールを挙げられなかった、今日は負けたと思います」と、流れを変えられなかったことを振り返っていた。

今後はカップ戦とリーグ戦で試合が続く。「連戦で試合があっていいです。全然出たいですし。火曜日も金曜日も、カップ戦もリーグ戦も両方勝たないといけないです」と、フル出場と勝利への意欲を示した。(エリーヌ・スウェーブルス通信員)