ドルトムントが22日のホッフェンハイム戦で選手交代を間違えたと、23日の独紙ビルトが報じた。

1点を追う後半15分にファブレ監督は2選手を同時交代。既に警告1枚を受けていたダフートと、おそらく香川真司を下げようとしていた。だが、交代ボードに示されたのは香川の背番号23ではなくボルフの27。ファブレ監督はボルフが下がってくる様子を驚いたように見ていた。試合後には「コミュニケーションに間違いがあった」と認めた。

ボルフはこの時間までボールタッチ19回で、1対1の競り合いは10回中1度も勝てず、シュートにも絡めなかった。その後香川も同25分に交代となった。

試合は同31分にドルトムントDFディアッロが相手を倒したとして退場に。同39分にロイスのパスに走りこんだプリシッチが右足で同点ゴールを決めて1-1で引き分けた。(中野吉之伴通信員)