MF堂安律が所属するフローニンゲは2部のトゥエンテに0-2で完敗し、1回戦で敗退した。

前半45分に先制され、後半23分にはセットプレーから失点した。

堂安は前節AZ戦に引き続き、試合の立ち上がりに好プレーを連発。2人、3人のマークが襲いかかってきても、冷静にはがして自分の思うところにボールを置く余裕があったが、前半半ばごろからプレーが中央に寄り出してしまい、プレーのリズムを失った。後半は惜しいヘディングもあったが、相手を脅かせ続けることはできなかった。

堂安は「AZ戦はチーム全体で戦えていたので、何か起きそうだなというのを自分も感じました。ただ、今日のような何もない90分だったら、ポジティブな材料が何もない。1年間通してリーグ戦を戦うことを考えると、無駄な負け方をしてはいけないと思う。今日はそういうゲームだったなと、正直、思います」と残念がった。

チームはリーグ戦1勝5敗の勝ち点3で最下位に沈んでいる。次節30日は勝ち点5で15位のユトレヒト戦。「(雰囲気を変えるには)エグいシュートを入れるしか無いでしょう。それが劇的な勝利をチームとしてするか。ユトレヒトも勝ててないチーム。今度の週末は勝ててないチーム同士の戦いなので、どうしても勝ちたいです。ホームの3連戦で3連敗はどうしても避けたいので、なんとかしないとな。もう下を向いてられないです。なんとかしないと。落ち込んでる時間もない」と気合を入れた。