ガラタサライ(トルコ)は敵地でポルト(ポルトガル)に0-1で敗れ、D組3位となり、今後のシャルケ2連戦が5季ぶりの1次リーグ突破を占う重要な試合となった。

左サイドバックでフル出場した長友はポルトFWコロナに押し込まれ、攻撃参加の機会を削られた。コロナに置き去りにされるプレーに対し、テリム監督が大きなボディーパフォーマンスで不満をあらわにする場面も。その中、長友は前半38分にオーバーラップからペナルティーエリア内で元スペイン代表GKカシリャスと1対1となったが、得点できなかった。後半はCKから早々に失点。同点を狙うチームは果敢に攻めたが、組み立てに落ち着きがなかった。

試合後、テリム監督は「負けはしたが、敗戦はチームにふさわしくないと思う。だが次の試合に向けてチーム力を上げていかないといけない。選手たちには良い準備をしていこうと伝えた。まだ自分たちには4試合残っているし(1次リーグを)突破したい」と語った。

選手たちは取材エリアに現れず、トルコメディアによると7日のリーグ戦、敵地でのアンタルヤスポル戦に向けて移動した。(山本孔一通信員)