ベルギー捜査当局は10日、同国の主要プロサッカーチームの八百長疑惑や選手移籍に絡む不明朗な金の流れを解明するため、同国のほかフランス、バルカン諸国など欧州計7カ国の関係先を一斉捜索し、関係者多数を拘束したと発表した。

検察の声明や報道によると、ベルギー1部リーグで前シーズン優勝したクラブ・ブリュージュのレコ監督や大物代理人らが拘束された。同チームや、森岡亮太選手が所属するアンデルレヒトの本部のほか、複数の選手や審判らの関係先も捜索を受けた。各クラブは捜査に協力するとしている。

ベルギー当局は、主要チームの選手移籍の際に、手数料隠しなど不透明な金の流れがあることをつかみ、昨年末に捜査を開始。その過程でマネーロンダリング(資金洗浄)や八百長疑惑も浮上した。検察当局は不正行為が2017~18年の前シーズンの「戦いに影響した可能性」があると指摘している。

ベルギーはロシアで今年開かれたサッカーのワールドカップ(W杯)で日本代表を破るなどして3位に輝いた。現在の国際サッカー連盟(FIFA)ランキングは1位。