イタリアが1-0でポーランドを下した。フィオレンティナDFビラギが後半ロスタイムに得点。天を仰いで、今年3月に急死したフィオレンティナのアストリ選手の背番号「13」を両手で示し、ゴールをささげていた。

15日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、ビラギは「まだ自分で何をしたのか理解していない。でもとてもうれしい。イタリア代表チームが団結して手に入れた勝利だ」と喜んだ。続けて「ダビデ(アストリ選手)はフィオレンティナで一緒にプレーした選手と同じように、僕の内部にいる。彼がいろいろ教えてくれなかったら、僕はここにいないだろうし、彼のおかげで僕は成長した」と話した。

イタリア代表が最後に公式戦で勝利を手にしたのは1年以上も前のこと。マンチーニ監督は「今日のようにホームでもアウェーでも攻撃的なメンタリティーで戦う試合を続けていきたい。ここには高い技術を持った選手がいる」と話していた。