インテルがACミランとのミラノ・ダービーを1-0で制した。後半ロスタイムに右サイドのベシノが上げたクロスをイカルディがヘディングで決めた。この時ミランGKドンナルンマは飛び出しのタイミングを間違えていた。この瞬間、インテルサポーターの歓喜でスタジアムは大きく揺れ、試合後にイカルディはスタンド観戦していた妻のワンダさんとキスをかわした。

22日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、イカルディは「ベシノのクロスは素晴らしかった。ニアに向かって走りだしたが、クロスをみて方向を変えた。今日は多くのチャンスをつくり出していたので、僕らが勝ってしかるべきだった。ダービーの大勝利だ。それにこういう形で勝てるのは最高だ。このまま前進していかなくてはならない」と話した。

さらに24日の欧州CLバルセロナ戦について尋ねられると「堂々と戦いに行く」ときっぱり。さらに「ワンダ? 彼女はいい時も悪い時もいつもそばにいてくれる。彼女に感謝しないわけにはいかない」と続けた。

またこの試合でインテルのナインゴランが左足首痛めて負傷交代し、バルセロナ戦は欠場することになった。

スパレッティ監督は「勝つにふさわしい試合をしていたチームが勝った」と話し、ミランのガットゥーゾ監督は「選手たちは不安を抱えていた。敗戦の責任はみんなにある」とした。