肺気胸で入院中のガラタサライ(トルコ)DF長友佑都は24日の欧州CLシャルケ戦で呼吸困難に陥った際、プレー続行を志願していたようだ。

27日にトルコのスポルエクス電子版によると、長友は呼吸困難で倒れ込んだが、「心配しないで。大丈夫」と言ってプレーを続けたがった。これをチームドクターが却下し、選手交代を要求したという。試合後すぐに病院へ連れて行こうとすると、長友は「明日の朝、病院へ行きます」と答えたが、チームドクターは既に肺気胸を疑い、長友を説得して無理やり病院へ連れて行ったという。

また、ファナティック電子版はガラタサライの副会長のアルバイラク氏が入院2日目に長友を見舞いに訪れたと伝えた。

同会長は「私たちもとても心配でした。長友ほど自分自身に常に気を付けている選手がこのようなことになるとは、考え難いことです。しかし、サッカーではこういうことも起こるのです。落ち込まず、健康になって早くチームへ戻って来てほしいです」と話した。

長友は27日に心臓外科医の診察を受けることになっており、その後の診断によってピッチへ戻るまでの所要日数などが分かることになっているという。