バルセロナは3-2でRバリェカノに逆転勝ちした。

1-2で迎えた後半42分、途中出場デンベレのゴールで同点に追いつき、同45分にスアレスが右クロスにダイレクトであわせてネットを揺らしてこの日自身2点目、決勝弾とした。得点ランクトップに立つ今季リーグ戦9点目だった。

4日のスペイン紙マルカは「ルイス・スアレスは逃さない」の見出しをつけて称賛した。2週間前にメッシが負傷退場して以降、スアレスは6得点を決めており、不在のエースの穴を埋める活躍を見せている。

バルベルデ監督は「後半はブタルケ(レガネスの本拠地)の悪夢が頭をよぎっていたが、最後は違うプレーを見せて勝つことができた」。今季唯一の黒星を喫した9月レガネス戦を引き合いに出し、勝利に安堵(あんど)したようだった。

ラキティッチは「今日のような勝ち方は自分たちの力になる」と話し、スアレスは「今夜はゴールも決められたし、物事がうまくいった夜だった。今日は少し気が緩んでいたのかもしれない」と振り返った。