BミュンヘンFWミュラーのリサ夫人が、3日のフライブルク戦でコバチ監督を皮肉るインスタグラムをアップしたことが波紋を呼んでいる。リサ夫人はミュラーが途中出場した際に「ひらめきを見せるまでに70分以上もかかった」と投稿したとされる。

5日の独紙ビルトによると、テレビ解説のローター・マテウス氏は「リサ・ミュラーのコメントの背景には現在の雰囲気が表れている。家でそうした話があるということだ。つまりすべての選手がコバチ監督側に立っているわけではない」と指摘した。

Bミュンヘンは4日に公式サイトで見解を発表。「リサ・ミュラーはフライブルク戦後に会場ですぐにコバチに謝罪し、コバチはこれを受け入れた」とした。

マテウス氏は「Bミュンヘンは現在、軽やかさがない。一致団結さも、アグレッシブさも、プレーへの喜びもない」とし、「コバチは今季序盤にヒエラルキーを構築することができなかった。ここには過去に彼が指導してきたのとは違う選手がいるのだ。私は彼にはできると信頼している」とコメントしていた。