セリエAで10日、ナポリは2-1でジェノアを下した。

11日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトは「サッカーの試合ではなく、まるで水球のようだった」と伝えた。

前半にジェノアが先制し、後半13分に豪雨のため、審判は試合を13分間中断した。再開後、ジェノアは力を落とし、ナポリが一方的に試合を進め、同17分にファビアン・ルイスが同点弾を奪った。さらに同41分にジェノアのビラスキがオウンゴールを献上し、ナポリが逆転勝ちした。

ナポリはこの時点で首位ユベントスとの勝ち点3差となった。大雨で試合が中止になることを望んだアンチェロッティ監督は再開されたことが不満で、試合後の会見に姿を現さなかった。代わりに息子で副監督を務めるダビデが会見し「父も時にはターンオーバーを望んでいるので、今日は私が話します」と冗談を言って記者たちを笑わせていた。「父は前半うまくいかずに怒っていたが、逆転できたことに満足している」と話した。