DF植田直通が所属するセルクル・ブリュージュはアウェーで首位ゲンクに2-1で勝利した。

2試合ぶりに先発フル出場を果たした植田は、効果的なオフサイドトラップでゲンク攻撃陣を陥れる。

前半26分には植田のパスからの味方のシュートが先制のオウンゴールにつながった。後半ロスタイムに失点こそしたが、ゲンクの地で91年以来の価値ある白星を飾った。チームはこれで今季初の3連勝となった。

 

植田との一問一答は以下の通り。

-おめでとうございます

植田 (すてきな笑顔で)ありがとうございます。

-リードすることになった

植田 前やったときも、負けはしたんですけど、自分たちは結構、相性がいいなと思っていた。自分たちにも勝機があるなと思ってた。そこで、セットプレーという大事な形で、点が取れた。自分たちがやりたいように、いいゲーム展開ができたんじゃないかなと思います。

-1点目は…

植田 あれはアシストですね。書いておいてください、アシストだと(笑い)。

-ベルギー初のアシスト?

植田 初です! はい。よかった(笑い)。

-今日の試合はディフェンダーにとって、やりがいがある試合では

植田 ゲンクが(セルクル・ブリュージュに)負けていないというのも聞いてた。自分たちが最初に負かしてやろうという気持ちもあった。首位というのもありますし。かなり攻められる時間帯は長いと思いましたが、そこはディフェンスの見せどころじゃないですけど、そういったものを感じてたし、こういう相手だからこそ絶対に勝ってやるんだという気持ちで最初からやっていますし。

-オフサイドトラップは今日もうまく利用できた

植田 チームとして、そこは取り組んでいる。今日もたくさんオフサイドをかけて…普段、練習からやっている。そこがうまくできた部分はたくさんあった。これからにもつながると思います。

-ムスクルン戦で右サイドバックに移されて、今日はセンターバックに戻った

植田 (ムスクルン戦は)途中からね。今日は3バックでやっていて、なかなかやったことのないポジションでしたけど。今日の相手には有効的なポジションというか、フォーメーションだったとも思う。そこが生きて、しっかりと先に2点取れて…1失点しましたけど、守り切ったという形になったと思う。今は、いろいろなポジションで試合に出るのが一番大事だと思います。与えられたポジションで、しっかりと結果を出したい。

-相手にしてはセルクル・ブリュージュは嫌なチームですね。守備がうますぎ

植田 そうですか? ありがたい言葉です。うれしいです。

ー嫌がられても平気?

植田 いえいえ、そう思っていただければ一番いいです。

(エリーヌ・スウェーブルス通信員)