DF長友佑都が所属するガラタサライ(トルコ)のテリム監督が、28日(日本時間29日)に敵地で行われる欧州チャンピオンズリーグのロコモティフ・モスクワ戦での長友の先発復帰を見送る可能性を示した。トルコ紙ミリエット電子版が報じた。現地での記者会見で同監督が「明日の試合に長友はいないかもしれません」と語ったという。

同監督は「長友を含め、他の選手たちも(起用は)明日に決定したいと思います」と発言。既に雪に見舞われているモスクワの気候が、長友にとって問題のようで「担当医が『寒さだけが要注意です』と言っていました。長友のためにも、用心して対応しなければなりません」と続けた。

肺気胸で戦線を離脱していた長友は23日の国内リーグでベンチ入り、出場機会はなかったが、今回のロコモティフ・モスクワ戦で復帰する見通しだった。長友はテリム監督とともに記者会見に出席し「ドクターとチームメートたちは治療中も僕を1人にせず、励ましてくれました」と仲間に感謝し、「今、とてもいい調子です。僕にとっては3バックでも4バックでも構いません。問題はありません」と話していたという。