ブンデスリーガで3日、ニュルンベルク-レーバークーゼン戦は1-1で引き分けたが、この試合の実施について、4日の独紙ビルトは「この試合は延期しなくてよかったのか?」の見出しで疑問を呈した。

試合前からの大雨で、FKや競り合いのたびに大きな水しぶきが上がっていた。同紙によると、レーバークーゼンのスポーツディレクターであるフェラー氏は「試合後に主審のシュタインハウスと話をした。お互いリラックスして話をした。彼女には『ピッチは試合前にコントロールしなければならなかったのでは?』と聞いたら、『ピッチはそこまで悪くはない』という見解だった。それを受け入れなければならない。それが規則だ」と話したという。

その上で「私だったら試合はしなかった。他の日に延期された方が良かった。たとえ自分たちが1-0で勝ったとしても同じ意見だ。1-0でリードしていたハーフタイムにもそう言っていたよ。前半すでに難しい状況だったが、後半はもはやサッカーができる状態ではなかった」と続けた。

レーバークーゼンMFハバルツも「こんなひどいサッカーのゲームをしたのは初めて」とコメント。だが、勝てなかったことを雨のせいにするつもりはない。フェラー氏は「2点目がとれなかった点を考えなければ。失った勝ち点2は痛い」と話している。

ニュルンベルクの得点者マルグライターは「ピッチ状況は自分たちにとってカードになった。普通のグラウンド状態だったらレーバークーゼンのような相手から勝ち点を奪うのは難しかっただろう。終盤は試合ができるような状態じゃなかった」と正直に話していた。