ハノーバーの日本代表MF原口元気(27)は、アウェーのマインツ戦で先制点をアシストした。右ウイングハーフでフル出場。前半12分、右サイドからの右足クロスでFWバイダントのボレー弾を演出した。同僚のFW浅野拓磨(24)は、トップ下で後半30分までプレーした。試合は1-1で引き分け、連敗を2で止めた。

4試合ぶりに先発した原口は今季2アシスト目を記録し、悪い流れを断ち切った。ここ2戦は不用意なミスから敗戦。「ここ数試合、やるべきことをやれてない感じがしたので。それは修正された。(次のバイエルン・ミュンヘン戦も)チャンスはあると思う」と手応えを口にした。ドイツ杯以来の出場となった浅野は、GKとの1対1を決められず「GKの上を狙おうか迷いながら打ってしまった」と悔やんだ。(鈴木智貴通信員)