欧州CLで11日、インテルとナポリはともに1次リーグ敗退が決まった。インテルはPSV(オランダ)と1-1で引き分け、勝ち点でトットナムと並んだが、直接対決のアウェーゴール数で劣ってB組3位となった。インテルはリーグ含めて直近7試合で1勝しかできていない。

12日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、スパレッティ監督は「UEFA(欧州連盟)は試合中にバルセロナートッテナム戦の結果を選手たちに見せるかどうかを尋ねてきた。私はイエスと答えていた。チームは状況を冷静に受け止めて、反応する強いメンタリティーを持つべきだと考えたからだ」と明かした。そして「ネガティブな結果の責任は常に私にある。今日の試合では相手のゴールによってナーバスになってしまった」と振り返っていた。スタジアムで観戦していたイカルディの妻ワンダさんは敗退に涙を流していたという。

また、ナポリは敵地でリバプールに0-1と敗れ、勝ち点で並んだが、総得点の差でC組3位に終わった。アンチェロッティ監督は「チームは全力を尽くしていたし、できることはすべてやった。しかし、多少の運と精彩が欠けていた。それは欧州リーグで戻ってくるだろう。欧州CLより名声は劣るが、私たちにとって重要なカップ戦となる」と話した。