セルクル・ブリュージュDF植田直通と、アンデルレヒトMF森岡亮太はともにフル出場し、植田のブリュージュが勝った。

前半9分にセルクル・ブリュージュが先制。同22分にはCKからアンデルレヒトMFゲルケンスが同点とした。

後半13分にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定で得たPKをセルクル・ブリュージュFWブルノが決めて勝ち越し、このまま逃げ切った。

植田は「僕の役目は9番(ディマタ)を抑えることと言われていた。あいつはエースストライカーだし、前やったときも点を決めていた。前やった時より、みんな少し成長したと思うし、いい戦い方ができたじゃないかなと思います」と手応えを口にした。

「先週、一緒にご飯を食べた」という森岡との対戦については「すごく楽しかったです。一緒にピッチに立っていると、亮太くんに絶対に点を決めさせないし、いいプレーをさせないでおこうという気持ちで今日はやってました」と話した。

クラブW杯でレアル・マドリードとの対戦を控える古巣の鹿島について聞かれると「勝ってほしいし、その姿も見てみたいし、すごく期待しています。応援してます」とエールを送った。

敗れた森岡は「相手の特長として、カウンター、カウンターというのは言ってきた。結局、最初の10分でカウンターから失点というところもそうですし、あまり崩し切るシーンを作れなかった。そこが全然かみ合っていない」と話した。