川崎フロンターレからプレミアリーグのマンチェスターCに移籍し、オランダのフローニンゲンに期限付き移籍したDF板倉滉(21)が16日、フローニンゲンのホームスタジアム・ユーロボルフで入団会見を行った。

クラブのハンス・ナイラント社長は「6人の補強をし、2人が去ったダイナミックな冬の移籍市場だった。板倉滉は1年半、フローニンゲンでプレーします。マンチェスター・シティがこの冬の市場で川崎フロンターレから板倉を獲得しました」と説明。ロン・ヤンス・テクニカル・ダイレクターは「マンチェスター・シティから我々に話が来て、興味を持った。実際にプレーを見ることはできなかったが、映像をチェックして、それから(堂安)律に話を聞いた。律は、滉について、選手としても、人としても好意的だった。彼はとても海外でプレーしたいと願っていた。条件は1年半。その間に、彼はフローニンゲンで成長していくだろう」と評価。さらに「滉は右利き。そしてMF。しかし、ここ半年は3バックシステムのセンターバックを務めることが多かった。マンチェスター・シティも、フローニンゲンも、彼のことをMFとして見ている。彼の長身は、MFとして特徴的。ヘディングも強い」と続けた。