ACミランは、リーグ戦で13得点を挙げているポーランド代表FWクシシュトフ・ピョンテク(23)獲得で所属先のジェノアと合意に達した。19日付の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

ロナルドの14得点に次ぎ、得点ランキング2位の13点を挙げている若きFWの移籍について18日、ACミランの幹部とジェノアの会長らが約3時間話し合って決まったという。ACミランの保有権を持っているエリオット社の承諾を受けた後、22日に詳細を詰めてから契約にサインすると伝えた。

移籍金は4000万ユーロ(約52億円)だが、ACミランはMFベルトラッチかMFハリロビッチを差し出すことで移籍金を下げる狙いがあるという。そうなると移籍金は3500万ユーロ(約45億5000万円)程度になり、3年に分割して支払われると報じた。

一方で、ACミランの現エースFWイグアインは昨日もミラネッロでチームと一緒にトレーニングを行った。だが、保有するユベントスの承諾が出れば、チェルシーへ移籍することになる。

イグアインが背負っているACミランの背番号9番について、同紙はインザギ以降の2012年から誰1人活躍していないと報じた。インザギの後に背負ったのはブラジル代表FWパト。07年夏に加入(18歳未満だったため登録は08年1月)し、7番を付けて活躍したが、12年夏から9番に変更。リーグ戦わずか4試合の出場で無得点に終わり、13年1月に母国コリンチャンスに完全移籍した。

その後、マトリ、フェルナンドトーレス、デストロ、ルイスアドリアーノ、ラパドゥラ、アンドレ・シウバ、そしてイグアインが、全員が期待以上の活躍ができず。ACミランへ移籍するピョンテクに9番を与えるのは避けたほうがいいかもしれないと伝えた。