昨年12月にマンチェスターUの監督を退任したジョゼ・モウリーニョ氏(55)は、すでに3つのクラブから届いたオファーを断っていたことを明かした。19日付のスカイスポーツ電子版など英複数メディアが報じた。

マンチェスターUではフランス代表MFポグバらと不仲になり、求心力が低下してチームは低迷。監督としての評価が下がったかに思われたが、退任後からわずか1カ月でこの人気。「3つの選択肢を断ったよ。自分がやりたいことだと感じなかった」と、オファーを断った経緯を明かした。

監督に就任しなかったが、オファーが舞い込んだことについて「この3週間、私はハッピーだったよ。この体験をハッピーに思っているし、他では体験できないことをこれから経験していくだろう」と喜んでいた。だが「3月末には、この状況をうれしく思っていないだろう」とコメント。4月までには新たなクラブの監督就任を受けていたいと話した。

今後について「これから物ごとを分析していく。冷静になれるよ。より時間が得られるほど、良い準備ができる。次の仕事は新しい挑戦とともに、自分がハッピーになれることが必要だ」と、ビーイン・スポーツに語った。