ドルトムントのMF香川真司(29)は、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が最大のミスでひらめきを失ったと、26日付の独紙ビルトが報じた。

同紙は香川はドルトムントの黄金世代だったと紹介。だが、スペインへの移籍希望を公言しており、クラブとの別れが近づいてる。

クロップ監督の下、2010-11年シーズンにリーグ優勝、翌シーズンにはリーグ連覇と国内杯の2冠を達成した。

その後、移籍金1600万ユーロ(約20億8000万円)でマンチェスターUに移籍を果たした。同紙は「おそらく、彼の選手生活で最大のミスだろう。イングランドで香川はプレーのひらめきを失ってしまった」と厳しい評価を下した。

14年にドルトムントへ復帰したが、機能したのは最初の2シーズンだけだったと報道。16-17年シーズン以来、香川はレギュラーではなく、パートタイムで起用されるくらいの立ち位置になったと伝えた。現在のファブレ監督の下では戦力外の位置に。今季公式戦出場はわずかに4試合にとどまっている。

戦力外の立場になった香川は移籍を志願している。希望の移籍先はスペインで、ドルトムント側も2~300万ユーロ(約2億6000万~3億9000万円)の移籍金で手放すだろうと報じた。だが、問題はまだ移籍先が見つかっていないことだと伝えた。