フローニンゲンの日本代表MF堂安律(20)がアジア杯後初めて出場し、勝利に貢献した。

前半10分、堂安はペナルティーエリア付近で相手DF2人を抜きチャンスメーク。パスで決定機をつくるが、惜しくも相手にはじかれた。

アジア杯後初めての試合。森保ジャパンでは主力として6試合に出場したため、この日は「きつかった。体が。やっぱりアジア杯で多くの試合をこなしたというのもある」。大会終了後は、一時帰国し休養にあてた。時差ぼけにも苦しんだが「最低限のパフォーマンスと結果は出たと思うので、また次からしっかりと、気を引き締めてやりたい」と意気込んだ。

チームは今年に入って首位PSVに敗れただけで、3勝1敗と好調。12位まで浮上した。「すごい不思議な感覚。これだけ負けているのに、信じられないような感覚だけど、チャンスがあるのなら上を目指していきたい。しっかり、チームとして勝っていけるようにやっていきたい」とエースとして、引っ張っていくことを誓った。

夏の移籍についても言及。「どうなるかは分からないけど」と前置きした上で「クラブとも夏に向けてポジティブな話はできている。そういうモチベーションは僕にとって大事。でも、先に言ったように結果が出ない時もあるので、結果が出ない時にどう落ち着いて安定感のあるパフォーマンスができるか。難しい時期もあると思うけどしっかり耐えて、自分の特長を出しながらアピールしていきたい」と、半年間存在感を示していく。