フランクフルトFWルカ・ヨビッチについて、レアル・マドリードとバルセロナが興味を示し、動きだしているようだと、12日の独紙ビルトが報じた。ヨビッチは今季リーグ戦14得点で得点ランク首位、21歳で将来性が期待されている。

同紙の情報によると、Rマドリードはすでに4500万ユーロ以上でオファーを出し、バルセロナも準備を進めているという。代理人のラマダニ氏が動いており、一部ではバルセロナと移籍について合意に達したと報じられている。

フランクフルトは現在来季の欧州CL出場権にむけて戦っている。昨年12月にビルト紙の取材に対し、ヨビッチは「欧州CL出場を果たしたら、誰も僕をここから奪い取れないよ」と話していた。11日にはスペインの両クラブから興味を持たれているという話について尋ねられたヨビッチは、肩をすくめてニヤッと笑っただけだった。

フランクフルトの代表取締役ボビッチ氏はまずベンフィカからレンタル移籍中のヨビッチについて、600万ユーロでの買い取りオプションを行使。ボビッチ氏は「彼はワールドクラスの選手になるために必要なすべてを持っている。もし本当にトップクラブからオファーが来たら、我々はそれに対抗することはできない」と話していたという。