11日に81歳で死去した元イングランド代表GKゴードン・バンクス氏は、行政上の進行ミスにより授与されるはずだったナイトの称号を得られなかった。14日付のスカイスポーツ電子版など複数メディアが報じた。

最初は生前にナイトの称号を与える予定だったが、行政上の過誤で遅れが出ていたため、バンクス氏は受け取ることができなかったという。

バンクス氏は、1970年に大英帝国勲章を授与していた。さらにナイトの称号を受け取るはずだったが、ナイトの称号は死後に授与することができないという。元チームメートのコンロイ氏は「僕たちは、彼がナイトの称号を受け取れると信じていた。政府の進行でミスがあることを知らなかった」と、授与式が遅れていることを知らされたという。日程については「週末に、女王陛下の誕生日以降の6~7月あたりに授与される可能性があることを知らされた。その48時間後に残念ながらゴードンは亡くなった」とコメント。行政のミスがなければ、ナイトの称号を得ていたと主張した。