ヘタフェに所属する日本代表MF柴崎岳(26)は13日、スペインリーグ主催のサイン会に出席した。

訪れたファンの中には日本代表のユニホームを着た人、ファンレターを渡す人、似顔絵を書いた子供らが列をつくり、柴崎は笑顔を見せながらサインや記念撮影をした。終了後には取材に応じ、デポルティボへの移籍が破談になった現在の心境や、アジア杯について語ってくれた。

一問一答は以下の通り

-デポルティボへの移籍が実現しなかった今の気持ちは

柴崎 まあ、過ぎたこと。今はヘタフェに集中している。練習にも取り組んでいるし、試合に出るために努力するだけです。自分にできることをやろうかなと。

-ヘタフェでは、中盤よりサイドでの起用が増える可能性があるが

柴崎 どっちでも可能性はあると思う。監督の求めるポジションで起用してくれたら、それに応えるようにしたい。

-コンディションはどうか

柴崎 アジア杯は全7試合でフル出場出来たのでコンディションは多少上がったと思う。今は調子が良いと思います。

-アジア杯で得たものは

柴崎 国際大会、FIFA主催の大会で決勝まで行って、最後は負けましたが、日本代表としても個人としても積み重ねができた大会だと思います。この経験を良かったと言えるかどうかは、これからの僕ら次第だと思う。これからのプレーだったりで大会の意味は変わってくると思います。

(山本孔一通信員)