トルコ1部ガラタサライのテリム監督が、メディカルスタッフに負傷中の日本代表DF長友佑都(32)の復帰を急がせるように指示を出したと、トルコのTRTスポル電子版が報じた。

クラブから中軽度の「後十字靱帯(じんたい)を損傷」と発表されて直近の公式戦2試合を欠場している長友に対して、テリム監督は11日(日本時間12日)に行われるホームでのアンタルヤスポル戦での復帰を願っていると報じた。

同3試合前の2月24日アクヒサル・ベレディエスポル戦で、相手との接触で左膝を痛めていた長友は、理学療法士と特別なプログラムを組んでリハビリを続けており、チーム練習に合流できていない。

テリム監督は、長友の代わりにエルズルムスポル戦(3日)で先発した23歳のDFエムレ・タシュデミルのプレーに不満を抱いているという。そのため、長友の早期復帰へメディカルスタッフに指示を出したと報道。1日でも早くチーム練習に参加できることを願い、可能ならアンタルヤスポル戦に間に合わせたいと思っているという。

(オルムシュ由香通信員)