日本代表に復帰したMF香川真司(29)と、DF長友佑都(32)が直接対決する「ダービー」に、日本から2000人の観戦申し込みが来ていると、14日付のトルコ紙サバハが報じた。

5日5日に予定されている、香川が所属するベシクタシュと、長友擁するガラタサライのダービーに、日本から応募が殺到しているという。すでに2000人の観戦申し込みが来ており、今後もさらに増える可能性が高い。

長友のガラタサライは25節現在、来季の欧州CL出場権(2位以内)を得られる2位につけている。一方で香川のベシクタシュは欧州リーグに回る3位。ガラタサライとの勝ち点差は4となっている。5月5日に行われるダービーは第30節(全34節)。残り4節とリーグ戦終盤に予定されており、欧州CL出場権を占う大一番になる可能性もある。

トルコリーグを観戦するにはチケットだけではなく、パスポートなど顔写真入りのIDカードを事前に登録する必要がある。暴力や暴言など、秩序を乱す行為を防ぐためのシステムで、もし不正行為があった場合はIDから人物を特定し、今後一切のスポーツ観戦ができなくなる。このシステムは2014年から行われている。(オルムシュ由香通信員)