ブンデスリーガで首位奪還を狙う2位ドルトムントに、手痛い離脱者が出てしまった。

チームの支柱であるベルギー代表MFアクセル・ビッチェル(30)が、股関節部の肉離れで離脱した。首位のバイエルン・ミュンヘンと勝ち点57で並んでいるドルトムントにあって、ファブレ監督は、ビッチェルが16日のヘルタ戦を欠場すると記者会見で明かした。14日付のビルト紙(電子版)が報じている。

ファブレ監督の「代表中断期後に復帰できることを祈っている」というコメントは本音だろう。ビッチェルは今季ドルトムントに加入するとすぐさまリーダーシップを発揮し、チームの好成績に貢献している。

長期離脱となると、シーズン終盤に向けたラストスパートに大きな影響が出てしまうかもしれない。(中野吉之伴通信員)