シャルケのドミニコ・テデスコ監督が解任され、フープ・シュテフェンス氏が暫定監督としてシーズン終了までチームを率いることになったと、15日付ビルト紙が伝えた。

スポーツディレクターのヨハン・シュナイダーは「フープ・シュテフェンスはすぐに責任を背負う準備があることを明かしてくれた。(コーチとなる)マイク・ビュスケンスもそうだ。いろいろと語るつもりはない。今自分たちは非常に難しい状況にいる」と理由を説明していた。

シュテフェンスはテデスコとの関係について「ドメニコに真剣でいい仕事をしてくれたことに感謝している。昨日彼とは電話で長い間話をした。私と彼との友情関係は続いている」と明かした。

ビュスキンスは「現時点での状況は難しい。信じられないほど多くのエネルギーが必要だ。スタッフ、ファンとみんなが一丸となって成し遂げなければならない」と決意を語っていた。

シャルケはさらに元選手でファンからの人気も高いゲラルド・アザモアをチームマネジャーに任命。残留争いから早い段階で抜け出し、少しでも順位を上げることができるだろうか。

(中野吉之伴通信員)