レアル・マドリードの指揮官に再就任したばかりのジネディーヌ・ジダン監督(46)が、イングランド代表でマンチェスター・シティーに所属するFWラヒーム・スターリング(24)の獲得を画策していると15日付の英紙ミラー(電子版)が報じた。

突破力と得点力が持ち味で今季好調のスターリングは、ジダン監督のお気に入りだという。レアルは今夏の移籍市場に3億ポンド(約450億円)を上回る補強資金を準備していると言われており、パリサンジェルマンのブラジル代表FWネイマール、チェルシーのベルギー代表MFアザールやトットナムのデンマーク代表MFエリクセンも視野に入れている。

レアルは14年や昨夏もスターリングの動向を追っていた。ジダン監督は前回指揮官だった15年に「もちろん私たちは、彼の動向を追っている」と、興味があることを公の場で認めていた。

スターリングは今季、クラブと代表戦で合計21ゴール、12アシストを記録。マンチェスターCとは昨年11月に、23年までの契約延長をしたばかりだ。(A・アウグスティニャク通信員)