ユベントスの女子チームの試合で、同国最多を大幅に更新する約4万人の観衆が訪れたと、多くの海外メディアが報じた。

女子セリエA第19節が24日に行われ、首位ユベントスは男子が使用する収容約4万1000人の「アリアンツ・スタジアム」で初めて試合を行った。

2位フィオレンティナとの首位攻防戦と絶好の対戦カード。さらにチケットは無料だったこともあり、女子の同国最多観衆1万4000人を大幅に更新する、ほぼ満員の3万9027人のサポーターがスタジアムを訪れた。

試合は1-0でホームのユベントスが勝利。フィオレンティナとの勝ち点を4に広げて優勝に前進した。この試合で決勝点を挙げたMFペデルセンは「今日は本当に信じられなかったわ。私のサッカー人生で最も重要なゴールになった」と大喜び。試合を振り返ると「緊張していたから、私たちにとってのベストゲームじゃなかったかもね。でも、こんな大観衆の前で試合ができたことが素晴らしい出来事だわ」と話した。

また、17日に行われたスペインの女子チームでも、6万人以上の集客を記録した。Aマドリード対バルセロナの試合を、Aマドリードの男子チームの本拠地「ワンダ・メトロポリターノ」で行い、欧州での女子最多となる6万739人の観衆が集まった。欧州での女子サッカー人気が高まっている。