メルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑(32)は、首位パース戦で先発し、大一番でPKを決めて、今季7得点目とした。チームは2-0で勝った。

公式戦6試合連続での先発となった本田は右MFでプレー。前半15分に約30メートルの位置からのFKで、無回転のシュートでゴールを狙ったが、相手GKの正面を突いてゴールならず。8分後には右からの折り返しを、ペナルティーエリア(PA)内正面から左足ボレーを放ったが、今度は身体を張って飛び込んできたDFを直撃。2度のチャンスを生かせずに前半を折り返した。

後半17分にも約25メートルのFKのチャンスをつかんだが、今度は壁に当ててノーゴール。だが、5分後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で獲得したPKのキッカーを務め、相手GKの逆を突く右隅に沈めて貴重な追加点を挙げた。最後までピッチに立ち、公式戦5試合連続のフル出場となった。

本田の得点は、公式戦では12日のACL広島戦以来となる2試合ぶり8得点目。リーグ戦では14試合7得点で、PKでの得点は3度目となった。

この大きな勝利で、残り4節でパースとの勝ち点差を7に縮めた。また、試合前に7位ニューカッスルが敗れたため、6位以内で行われるプレーオフ進出が確定していた。