トルコ1部ベシクタシュに所属する日本代表MF香川真司(30)の移籍金額が1250万ユーロ(約15億6250万)に上昇し、来季のベシクタシュ残留の道は遠ざかったようだ。トルコ紙ギュネシが報じている。

1月にレンタル移籍してきた香川だが、ブンデスリーガの強豪シャルケとレバークーゼンが香川獲得のため名乗りを上げてきており、香川の移籍金額1250万ユーロへ上昇している。これによって現在の経営状態では、ベシクタシュが香川を完全移籍で獲得する可能性は低くなったようだ。

ベシクタシュにとって、ドルトムントが来季は香川を放出することが決定的となっていることはいいニュースだったが、移籍金が上昇したことは悪いニュースだった。

ベシクタシュのオルマン会長は、結果を出してサポーターたちをとりこにした香川に対し、既に残留希望を明言。日本への遠征も7月に予定しており、アジア市場の開拓を公言している。(オルムシュ由香通信員)