リバプールがアウェーでDF吉田麻也が所属するサウサンプトンに3-1で逆転勝ちし暫定首位に浮上した。

先制したのはサウサンプトン。前半9分、吉田のパスを受けたDFベステルゴーが左へ展開。DFバートランドが浮き球をゴール前に上げ、MFホイビュルクがニアで頭でフリック。これをFWロングがトラップから右足シュートを決めた。

しかし、首位を争うリバプールは同36分、DFアーノルドの右クロスをMFケイタが頭でたたき込んで同点に追いついた。そして1-1で迎えた後半35分、FWサラーが相手セットプレーのクリアを自陣のセンターサークル内で拾い、そのまま50メートルをドリブル。ペナルティーエリアに入ったところから相手DF2人の間を抜く左足シュートをゴール右に決めて勝ち越し点を奪った。サラーは9試合ぶりのゴールで今季18得点目。得点ランクトップのFWアグエロ(マンチェスター・シティー)に1差と迫った。リバプールはさらに同41分、MFヘンダーソンが右クロスを左足で流し込んでダメ押しした。

吉田はセンターバックでフル出場した。

サウサンプトンは8勝9分け15敗の勝ち点33で16位。

リーグ戦4連勝のリバプールは25勝7分け1敗で勝ち点を82と伸ばし、1試合消化の少ない2位マンチェスターCに2差をつけて暫定首位に浮上した。