堂安律と板倉滉のフローニンゲンはホームでアヤックスに0-1で敗れた。堂安はフル出場して無得点。板倉はベンチ入りしたが、出場機会がなかった。
以下は堂安との一問一答。
-悔しい結果に終わりました
堂安 そうですね。すごく激しい、迫力のあるゲームが出来たと思いますが残念です。
-悪くてもフローニンゲンは引き分けることが出来た試合だと思います
堂安 やってる立場なんで、僕も(映像を)見直さないとわかりませんが、僕のチャンスも含めてチーム自体、良いチャンスがあったと思います。もっと出来ることがあったかなと思います。結果は大事ですので、やっぱり悔しいです。
-ワンツーから抜けたチャンスのシーンは惜しかった
堂安 ビッグチャンスだったので決めたかったですね。
-今日の試合のバチバチした感じはすごかったです
堂安 そうですね。みんなが意識して戦っていたと思う。体もすごく動いていたので、なにかできそうだなと思ってただけに残念でした。
-後半の方が調子が良かったのでは?
堂安 前半はどうしても拮抗(きっこう)した感じになりますので、両チームともいいプレーをしてなかったし、誰かがいいプレーをしてたわけでもなかった。後半はスペースが開いてくるので攻撃出来始めた。前半、ああいう展開になったのは仕方がないと思います。
-後半、倒されてかなり痛がってました。大丈夫でしたか?
堂安 ヤバイです。(傷口を)縫うかもしれない。ちょっと開いているので、様子を見ないとだめですね。
-「プレーを止めてくれ」とアピールしていたが、アヤックスはプレーを続けた。仲のいいメミセビッチ選手が怒りのタックルでプレーを止めました。あの友情のタックルは良かった
堂安 ホントですか? どこで?
-フローニンゲン陣地のバイタルエリア
堂安 (アヤックスがボールを出さなかったのは)仕方ない。
-アヤックスとやってみて
堂安 特に差を感じることもなかった。もちろん「うまいな」と感じることはありましたが、ボールを持たれることに対しては、僕も日本代表に入ってウルグアイとかコロンビアといった国と対戦していて慣れているので、そのことに対して怖がることなくプレーできました。(アヤックスが相手だからといって)特に感じたことはないかなと思います。ただ、アヤックスがチャンピオンズリーグで勝ち続けてくれていることによってエールディビジや、僕たちの評価や価値が上がると思うので、それはありがたいことです。彼らと同じリーグでやれているのは、本当に誇らしいと思ってます。
-一方でフローニンゲンもいいチームになりましたね
堂安 そうですね。ただ、攻撃のアイデアが全然ありませんし、そのことについて僕も全然満足してません。守備に関しては、選手全員のインテンシティーが非常に高いです。そこは、すごく感じてますし、評価していいと思います。
-今年に入ってから守備が劇的によくなりました
堂安 はい、よくなりましたよね。
-自身の前からの守備も含めて、チーム全体で守れているわけですよね
堂安 はい、そうです。
-今日はアヤックスのパス回しの速さを感じませんでした
堂安 いや、やってる方は怖かったです。一発でやられそうな雰囲気がありました。「そこ、通ってたらヤバかったな」とか「ちょっと合ってなかったな」という印象でしたが、見てるところはさすがだなと感じました。
-アヤックスは、フローニンゲンのクリアーミスを突いて決勝ゴールを決めました。そこがトップチームの凄さ
堂安 本当にそのとおりだと思います。どんなに迫力のあるいい試合をしても、負けは負けですし勝ち点はゼロですので、僕たちはそこに対してシビアにならないといけないと思ってます。
-ヘーレンフェーン戦を映像でチェックしました。明らかに今日の試合のほうが良かった。違いは何ですか?
堂安 ホームなんで、やりやすい。海外に来てからホームの大きさを感じてます。
-フローニンゲンはホームで……
堂安 7連勝。
-今年、もしかしてゴールない?
堂安 ないです。分かってたでしょ(苦笑)。