日本代表MF南野拓実(24)が所属するザルツブルクが、リーグ6連覇を飾った。3位オーストリア・ウィーンとのアウェー戦で、南野はトップ下でフル出場。前半25分に華麗なヒールパスを見せるなど、攻守にわたって勝利に貢献した。

試合後は全員で6連覇記念のTシャツを着て喜び合った。

試合後の主な一問一答。

-おめでとうございます

南野 ありがとうございます。

-難しいゲームだった

南野 そうですね、拮抗(きっこう)した試合の中でセットプレーから失点してしまった。難しい状況になったんですけど、交代で入った選手がしっかり仕事をしてくれて。今日は何としても勝たないといけない試合だったので、勝ててよかったです。

-逆転勝ちはチームの強み

南野 そうですね。1点取られてもチャンスはあると何となく選手みんな感じていると思うんですけど。それは僕らの強さだと思うし。だからこそ優勝できたと思うし、良かったと思います。

-チーム全体としてシュートチャンスが少なかった

南野 今日とかだと交代で入ってくる選手がいつも試合に出ているメンバーで、そういう選手が入ってきたら攻撃のパターンというのは見えてくるし。(そこまでも)別に悪かったわけじゃないですけど、自信があるんで1人1人。それが今日も試合に出たんじゃないかなと思います。

-メンバーが違う中で思うように動かせなかった

南野 ピッチの難しさとか風もあって、前半は特にゴール前まではいってもそこからのイメージがなかなか良くなくて。新しい選手がそこに戸惑いというのがあったかもしれないですね。

-相手のプレスも

南野 相手はアグレッシブにきていたし、その中で何とかいなしながらできるかなと思ったんですけど、うまくいく場面が少なかったかもですね。

-カップ戦に続く2冠は

南野 まあホッとしましたね、正直シーズンこれで決まったので。あとは消化試合ですし。それを今日決めたかったので。本当にほっとしているし、今日はみんなと一緒に勝利を分かち合いたいと思います。

-カップ戦の後はうれしさと悔しさのと半々と

南野 リーグ戦の方がそうですね、勝ち方的に今日の方が劇的やったし、うれしさはあるかな。前回はまだこの試合があるという部分もあったんで気が抜けないというのがあったから。でも今日は完全にみんなと一緒に騒ぎたい気分だし、すごくうれしいですね。令和になってから、早くも2つ(笑)。タイミングよくタイトルが取れて。それも少し自分としてはこの令和という新しい時代のいいスタートを切れたと思うので、素直に喜んで次につなげていきたいと思います。

-改元は気にしていた

南野 いや、気にはしてないですけど。まあまあ日本人なんで。正直でもこっちにいるから、あんまり実感はないですけどね。日本にいる人ほどはなくて。まわりが言ってるし、5月1日から何となく意識してました。