日本代表MF堂安律(20)が所属するフローニンゲンが、来季のヨーロッパリーグ出場権を争うプレーオフ1回戦の第1戦で、ホームでフィテッセを下した。

堂安は右サイドで先発。序盤から積極的にドリブルで仕掛け、縦パスを入れるなどしてチャンスを演出した。前半27分には右サイドから敵陣深く切り込む。また38分には左クロスに後方から走り込んで左足でシュートを放った。これは枠を外した。

先制点は前半ロスタイム。右からペナルティーエリア内へ切り込んだ堂安が右足で狙ったシュートはGKが弾くも、ゴール前に立っていた味方に当たってそのまま得点となった。堂安は試合後「相手のCBが自分のカットインを警戒していてスペースがあったので右足で打った。ゴールになってよかった。いい判断ができたなと思います」と話した。

後半11分にはPKを得て成功させ、2点差に広げた。同25分にアウェーゴールを奪われるも、2-1のまま試合を終えた。堂安は「相手の1点がもったいないけど、しっかり勝ててよかった」と振り返った。

アウェーでの第2戦は現地時間21日に行われる。