チェルシーがアーセナルとのイングランド対決を4-1で下し、2012-13年シーズン以来2度目の優勝を飾った。

6季ぶりの優勝を狙うチェルシーは、センターFWにイグアインではなく、古巣対決のジルーを起用し、25日の練習で膝を負傷して欠場が濃厚と報じられていたMFカンテが先発に復帰した。

前半の序盤は劣勢だったが、中盤から盛り返して相手の4本を上回るシュート5本を放った。だが、15年まで在籍していたGKチェフのファインセーブで得点を奪えず、0-0で終えた。

後半は開始早々に先制する。同4分、DFエメルソンの左クロスをジルーがダイビングヘッドでゴール左に決め、今大会11得点目となる得点で待望の先制点を奪った。同15分にはFWアザールの横パスをFWペドロが左足でゴール右に沈めて大きな追加点。4分後にはジルーがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをアザールが冷静にゴール左に決めて優勝に大きく前進する3点目を決めた(得点は後半20分)。

1点を返されて3-1となった後半27分に、アザールがジルーの左クロスを左足で自身2点目となる得点で、再び3点差。その後は最後まで余裕の試合運びで相手を寄せ付けなかった。

試合はで4-1で快勝して2度目の優勝を達成した。アザールが2得点1アシストと大活躍。ジルーは大会11得点で得点王を獲得した。