FIFAランク3位の開催国ブラジルが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に泣かされた。

同33位のベネズエラに0-0で引き分け。後半15分と42分ともにゴールを決めたかに見えたが、2度ともVARの結果、取り消された。

まずは後半15分、FWガブリエル・ジェズスが先制点を挙げたと思われたが、FWフィルミーノがオフサイドの位置からパスを送っていたため取り消し。後半42分には、左サイドを突破したFWエベルトンがセンタリング。GKがはじいたボールをMFコウチーニョがゴールに蹴り込んだ。しかし、こちらもVARの結果、取り消された。

どちらも判定に時間を要したため、後半アディショナルタイムは9分にもなったが、スコアは動かなかった。

これでブラジルは1勝1分け。この日のもう1試合はペルーが3-1でボリビアに勝った。ブラジルは決勝トーナメント進出をかけて22日(日本時間23日)に勝ち点4で並ぶペルーと対戦する。