米国が2-0でオランダを下し、2大会連続で最多を更新する4度目の優勝を果たした。今大会トップに並ぶ6点を決めた米国のラピノーが、大会最優秀選手に輝いた。FIFAランク1位の米国は後半16分にラピノーのPKで先制し、同24分にラベルが加点した。同ランク8位で17年欧州選手権覇者のオランダは好機が少なく、初優勝はならなかった。

米国のラピノーが得点王と最優秀選手の個人2冠に輝き、名実ともに大会の主役となった。主将マークを巻いた34歳のベテランは「3トップの誰かが得点王になりたいねと話していた。まさか自分とは思わなかった」と素直に喜んだ。

トランプ米大統領に反発し、優勝してもホワイトハウスを表敬訪問しないと公言したことで注目されたが、試合でも存在感を示した。前半は左からのクロスで決定機を演出。後半にPKで先制ゴールを決めると、約5万8000人の大観衆の前で、優雅に両手を広げるポーズで喜びを表した。

ラピノーと同じく同性愛者であることを公にしているエリス監督は、今大会の活躍に「スポットライトが大きくなればなるほど輝く」と賛辞を贈る。男子との賃金格差が性差別に当たるとの主張も続けるFWは、試合後に改めて「もう議論を終えて1歩を踏み出すときだ」と切実に訴えた。